宮川正澄(読み)ミヤカワ マサスミ

20世紀日本人名事典 「宮川正澄」の解説

宮川 正澄
ミヤカワ マサスミ

昭和期の病理学者 名古屋大学名誉教授;愛知医科大学名誉教授。



生年
明治39(1906)年11月3日

没年
平成6(1994)年4月17日

出生地
石川県河北郡津幡町

学歴〔年〕
名古屋医科大学〔昭和9年〕卒

学位〔年〕
医学博士

主な受賞名〔年〕
中日文化賞(第13回)〔昭和35年〕「実験動物の無菌飼育による病理研究」,日本学士院賞(第58回)〔昭和43年〕「無菌動物の研究」,勲二等瑞宝章〔昭和52年〕

経歴
昭和21年名古屋帝国大学教授、のち神戸学院大学教授、愛知医科大学教授を歴任。のち日本学士院会員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮川正澄」の解説

宮川正澄 みやかわ-まさすみ

1906-1994 昭和時代の病理学者。
明治39年11月3日生まれ。昭和21年名古屋帝大教授となる。のち神戸学院大教授,愛知医大教授。日本ではじめて無菌ネズミの繁殖に成功し,動物の生存には腸内微生物が不可欠という学説をくつがえした。43年学士院賞。日本無菌学会を設立した。平成6年4月17日死去。87歳。石川県出身。名古屋医大(現名大)卒。著作に「無菌動物」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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