宮川武行(読み)ミヤカワ タケユキ

20世紀日本人名事典 「宮川武行」の解説

宮川 武行
ミヤカワ タケユキ

明治期の官吏 九州日報社長。



生年
安政1年(1855年)

没年
明治45(1912)年2月15日

出生地
筑前国福岡(福岡県)

経歴
もと筑前福岡藩士で、玄洋社同人。明治11〜12年頃福岡に平仮名新聞を創刊し、当地言語界の先駆をなしたが、まもなく廃刊。ついで福岡県、鳥取県警察官を経て、台湾の雲林支庁長となり開墾と産業開発に努めた。34年任を辞し帰郷して九州日報社長に就任。39年伊藤博文統監の時、韓国に赴任して警察部長となる。日鮮融和に貢献し帰郷後、43年頃九州板紙を創立した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮川武行」の解説

宮川武行 みやかわ-たけゆき

1854-1912 明治時代の官吏。
安政元年生まれ。もと筑前(ちくぜん)福岡藩士で玄洋社の同人。福岡県,鳥取県の警察官をへて台湾の雲林支庁長となる。明治34年帰郷して九州日報社長,39年伊藤博文統監のとき韓国に赴任して警察部長となった。明治45年2月15日死去。59歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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