宮本辰之介(読み)みやもと たつのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮本辰之介」の解説

宮本辰之介 みやもと-たつのすけ

1832-1865 幕末武士
天保(てんぽう)3年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。天狗(てんぐ)党の乱のとき,松平頼徳(よりのり)にしたがい,那珂湊(なかみなと)で保守派の諸生党とたたかう。頼徳の切腹後,榊原新左衛門らと幕府軍に降伏。下総(しもうさ)古河(こが)藩に禁固され,元治(げんじ)2年4月5日処刑された。34歳。本姓は住谷。名は信守。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android