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婦人参政権運動 ふじんさんせいけんうんどう

世界大百科事典 第2版の解説

ふじんさんせいけんうんどう【婦人参政権運動】

女性の政治的権利獲得をめざす運動。
概観
 女性は20世紀になってはじめて政治的権利を獲得したのではない。フランスでは,三部会が開設された1302年以来,貴族階級の一部の女性や高位尼僧選挙権をもっていたのであり,フランス革命の直前,175年ぶりに三部会が召集されたときも,このような女性たちはその権利を行使した。女性が女性であるという理由で選挙権を失ったのは,フランス革命のときであった。イギリスでも同様で,中世以来17世紀に至るまで,特権階級の女性は選挙権を行使していた。

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世界大百科事典内の婦人参政権運動の言及

【女性運動】より


[イギリス]
 世界にさきがけて産業革命を経験したイギリスでは,家庭での生産活動がなくなり存在理由を見いだせなくなった女性たちが,貧民救済などの慈善事業に活動の場を求めた。19世紀に入って広範な女性をひきつけた慈善事業が土台となって,婦人参政権運動をはじめとし,女性の社会的活動の機会拡大のための運動,女性の人権のための運動が展開された。女子教育を要求する運動は,没落階級の女性の救済として始められ,1841年には,住込みの家庭教師(ガバネスgoverness)として働く女性のために〈家庭教師慈善協会〉が設立され,女性の高等教育機関として,48年にJ.F.D.モーリスらによってロンドンにクィーンズ・カレッジ,49年にリードElizabeth Reidによってベドフォード・カレッジが開設された。…

※「婦人参政権運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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