日本歴史地名大系 「宮腰町」の解説
宮腰町
みやのこしまち
犀川河口右岸に位置し、日本海に面する中世以来の湊町。北東の
〔中世〕
中世には
正和元年(一三一二)頃の白山水引神人沙汰進分注文案(三宮古記)によれば、宮腰は白山宮に水引幕を上納していた紺掻業者の分布地の一つにあげられ、他の分布地からは現物の紺一―三端が上納されているのに対し、「代成用途二百文」を納入している。この分布地は北陸道筋と交わるかたちで白山宮―
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報