水引幕(読み)ミズヒキマク

デジタル大辞泉 「水引幕」の意味・読み・例文・類語

みずひき‐まく〔みづひき‐〕【水引幕】

劇場で、舞台最前部の上方に、間口いっぱいに横に張った細長い幕。また、相撲で、土俵の4本柱の上方に張った細長い幕。現在は吊り屋根につけている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「水引幕」の意味・読み・例文・類語

みずひき‐まくみづひき‥【水引幕】

  1. 〘 名詞 〙 劇場で、舞台の最前部の間口上方に、横に細長く張った幕。特に上方では桟敷(さじき)上部へ張る幕をもいった。また、相撲の四本柱の上に横に張る細長い幕。水引
    1. [初出の実例]「さんじき上下の水引幕(みづひきマク)は大連中よりかけるなり」(出典戯場楽屋図会(1800)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android