容止(読み)ヨウシ

デジタル大辞泉 「容止」の意味・読み・例文・類語

よう‐し【容止】

立ち居振る舞い。身のこなし。挙動
「汝の―をひくくし、汝の志謀を高くせよ」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「容止」の意味・読み・例文・類語

よう‐し【容止】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たちいふるまい。身のこなし。動作。挙動。
    1. [初出の実例]「宜所司、毎季冬月。預加教習。俾容止可観進退可上レ度」(出典類聚国史‐七一・元日朝賀・弘仁九年(818)正月己亥)
    2. [その他の文献]〔史記‐董仲舒伝〕
  3. ( ━する ) =よういん(容隠)
    1. [初出の実例]「凡部内有一人為盗、及容止盗者、里長笞」(出典:律(718)賊盗)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android