宿入(読み)やどいり

精選版 日本国語大辞典 「宿入」の意味・読み・例文・類語

やど‐いり【宿入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自分の家を持って身を落ちつけること。世帯をもつこと。やどばいり。
    1. [初出の実例]「たち出る旅路の秋にきれ小判〈益友〉 駿河といふも宿入の月〈柴舟〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)第七)
  3. 奉公人休暇をもらって、親もとや請人のところに帰ること。やぶいり。《 季語新年
    1. [初出の実例]「宿入(やトいリ)をなま物知にしてかへし」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一〇年(1760)礼二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む