宿罪(読み)シュクザイ

精選版 日本国語大辞典 「宿罪」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐ざい【宿罪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。前世に犯した罪。過去の罪過。
    1. [初出の実例]「南無懺悔、至心懺悔、六根罪障と、宿罪(シュクザイ)を悔い」(出典源平盛衰記(14C前)九)
    2. [その他の文献]〔呉志注引魏略‐孫権伝〕
  3. げんざい(原罪)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宿罪」の読み・字形・画数・意味

【宿罪】しゆくざい

罪障。

字通「宿」の項目を見る

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