寂光土(読み)ジャッコウド

デジタル大辞泉 「寂光土」の意味・読み・例文・類語

じゃっこう‐ど〔ジヤククワウ‐〕【寂光土】

常寂光土」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「寂光土」の意味・読み・例文・類語

じゃっこう‐どジャククヮウ‥【寂光土】

  1. 〘 名詞 〙じゃっこうじょうど(寂光浄土)」の略。
    1. [初出の実例]「あら面白や、法界寂光土にして瑠璃を以て地とし」(出典:日蓮遺文‐松野殿御返事(1276))

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百科事典マイペディア 「寂光土」の意味・わかりやすい解説

寂光土【じゃっこうど】

永遠で絶対の浄土のこと。天台宗日蓮宗で立てる浄土の一つ。常寂光土,寂光浄土とも。仏の住する世界で,生滅変化がなく,煩悩(ぼんのう)による乱れがなく(寂),智慧(ちえ)の輝く(光)ところと説く。

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