寂光浄土(読み)ジャッコウジョウド

デジタル大辞泉 「寂光浄土」の意味・読み・例文・類語

じゃっこう‐じょうど〔ジヤククワウジヤウド〕【寂光浄土】

常寂光土じょうじゃっこうど」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「寂光浄土」の意味・読み・例文・類語

じゃっこう‐じょうどジャククヮウジャウド【寂光浄土】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語天台宗で特に四土の一つ。法身仏の住む浄土真如の理そのものの世界で、仏身がそのまま仏土である身土不二の世界。寂光寂光土常寂光土。寂光の本土。寂光の都。
    1. [初出の実例]「法性不二の色身は寂光浄土(ジャックウジャウド)に居(こ)すれども」(出典源平盛衰記(14C前)一三)
  3. 遊里をたとえていう語。
    1. [初出の実例]「寂光浄土(ジャッコウジャウド)揚屋(あげや)を見くだすと」(出典:洒落本・卯地臭意(1783)序)

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