寂庵上昭(読み)じゃくあん じょうしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寂庵上昭」の解説

寂庵上昭 じゃくあん-じょうしょう

1229-1316 鎌倉時代の僧。
寛喜(かんぎ)元年生まれ。臨済(りんざい)宗。蔵叟朗誉(ぞうそう-ろうよ)にまなび,宋(そう)(中国)にわたり虚堂智愚らに参禅。帰国後,鎌倉寿福寺の大休正念(だいきゅう-しょうねん)のもとで首座(しゅそ)となる。のち同寺にはいった朗誉の跡をついで住持となった。正和(しょうわ)5年6月16日死去。88歳。諡号(しごう)は宏光禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android