精選版 日本国語大辞典 「寂滅道場」の意味・読み・例文・類語 じゃくめつ‐どうじょう‥ダウヂャウ【寂滅道場】 釈尊が悟りを開いた場所。中天竺摩訶陀国、尼連禅河(にれんぜんか)のほとりにあった。また、華厳経に説く悟りの世界の基点。寂場(じゃくじょう)。[初出の実例]「寂滅道場音無くて、伽耶山(がやさん)に月隠れ、中夜(ちうや)の静かなりしにぞ、初めて正覚(しゃうがく)成りたまふ」(出典:梁塵秘抄(1179頃)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例