尼連禅河(読み)ニレンゼンガ

デジタル大辞泉 「尼連禅河」の意味・読み・例文・類語

にれんぜん‐が【尼連禅河】

インドビハール州を流れるガンジス川の支流バルガ川の古称河畔菩提樹の下で釈迦しゃかが悟りを開いたと伝える。

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精選版 日本国語大辞典 「尼連禅河」の意味・読み・例文・類語

にれんぜん‐が【尼連禅河】

  1. ( [梵語] Nairañjanā, Nilajana ) インドのビハール州を流れるガンジス川の一支流、パルガ川の古称。その河畔で仏陀が大悟したと伝えられる。
    1. [初出の実例]「こころすむおかせあらひのながれこそにれむせんかの心ちなりけり」(出典:行尊集(1084‐94))

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「尼連禅河」の意味・わかりやすい解説

尼連禅河
にれんぜんが
Nairañjanā; Nerañjanā

インド,ビハール州ブッダガヤーの東を流れる川。釈尊が,ブッダガヤーの菩提樹のもとで悟りを開く以前に,苦行求道生活なかで沐浴したといわれる。

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