寄り寄り(読み)ヨリヨリ

デジタル大辞泉 「寄り寄り」の意味・読み・例文・類語

より‐より【寄り寄り/度/時】

[副]《「より(度)」を重ねたもの》ときどき。ときおり。
彼等は―秘密に相語らい」〈秋声縮図

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精選版 日本国語大辞典 「寄り寄り」の意味・読み・例文・類語

より‐より【度度・時時・寄寄】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「より(度)」を重ねたもの ) 時々。おりおり。単独で、または「に」を伴って用いる。
    1. [初出の実例]「この人々をおきて又すぐれたる人も、くれ竹の世々に聞こえ、片糸のよりよりに絶えずぞありける」(出典:古今和歌集(905‐914)仮名序)
    2. 「此外所々買かかり、纔(わづか)三十貫目ばかりなれば、是は九三郎寄々(ヨリヨリ)に済べし」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)五)

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