富出分村(読み)とみでぶんむら

日本歴史地名大系 「富出分村」の解説

富出分村
とみでぶんむら

[現在地名]泗水町吉富よしどみ

とみ村の西に隣接する。寛永一〇年(一六三三)人畜改帳によれば永村組に属した。戸数七・家数四五、人数六六(うち名子四・作子三・下人三)、牛馬一九。その後竹迫手永に属し、「国誌」には「富村高ノ内当村分高二百三十四石余」とあり、小村中尾を記す。天保期(一八三〇―四四)以降の村柄を示す明治三年(一八七〇)竹迫手永手鑑では竈数二五・人数一〇八、馬二二、高二三四石二斗、田七町三反四畝余・畑九町三反二畝余、新地畑九反一畝余・諸開畑三町九反七畝余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android