富士撫子(読み)ふじなでしこ

精選版 日本国語大辞典 「富士撫子」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐なでしこ【富士撫子】

  1. 〘 名詞 〙 ナデシコ科多年草本州四国九州、沖縄の海岸に生え、しばしば観賞用に栽培。高さ二〇~五〇センチメートルで、茎は数本叢生する。葉は厚く長さ二~八センチメートルの長楕円形で対生する。夏、茎頂に密な集散花序をつくり、五弁花が群がって咲く。花は紫紅色または白色で一〇本の雄しべと二本の花柱がある。はまなでしこ。《 季語・夏 》 〔天正本節用集(1590)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「富士撫子」の解説

富士撫子 (フジナデシコ)

学名Dianthus japonicus
植物。ナデシコ科の多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android