富岡冬野(読み)トミオカ フユノ

20世紀日本人名事典 「富岡冬野」の解説

富岡 冬野
トミオカ フユノ

大正・昭和期の歌人



生年
明治37(1904)年12月28日

没年
昭和15(1940)年4月25日

出生地
京都

本名
青木 ふゆの

別名
別名=松崎 流子

学歴〔年〕
京都府立第一高女高等科卒

経歴
富岡鉄斎の孫。女学生時代から佐佐木信綱に歌を学び、「心の花」同人として、愛ゆえの悩みを歌い続けた。母とし子も信綱門。大正8年「竹柏会」に参加、13年歌集「微風」を刊行、没後歌文集「空は青し」が出された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富岡冬野」の解説

富岡冬野 とみおか-ふゆの

1904-1940 大正-昭和時代前期の歌人。
明治37年12月28日生まれ。富岡鉄斎の孫。京都府立第一高女在学中に佐佐木信綱に師事,「心の花」同人となる。大正13年「微風」を刊行。昭和15年4月25日死去。37歳。京都出身。本名は青木ふゆの。別名に松崎流子。歌文集に「空は青し」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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