富村雄(読み)とみ むらお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富村雄」の解説

富村雄 とみ-むらお

1836-1887 明治時代の新聞経営者。
天保7年11月10日生まれ。幕末,尊攘(そんじょう)運動にくわわる。明治6年松江で島根県初の新聞「島根新聞誌」を発行したが,10号ばかりで廃刊。のち反政府的立場から山陰立志社をつくる。時勢に絶望し隠棲(いんせい)先の宮崎県下で,明治20年11月1日自決。52歳。出雲(いずも)(島根県)出身旧姓熊野。前名は饒夫(にぎお)。字(あざな)は孝楯(のりたて)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む