富田重康(読み)とだ しげやす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富田重康」の解説

富田重康 とだ-しげやす

1602-1643 江戸時代前期の剣術家。
慶長7年生まれ。富田重政(しげまさ)の次男。加賀金沢藩につかえる。兄重家(しげいえ)が早世したため,富田流宗家をついだが,中風のため寛永20年8月22日死去。42歳。こののち富田流は衰退した。通称は右京亮,甲斐,越後

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android