寒微(読み)かんび

精選版 日本国語大辞典 「寒微」の意味・読み・例文・類語

かん‐び【寒微】

  1. 〘 名詞 〙 貧しくて身分がいやしいこと。
    1. [初出の実例]「公門日夜百夫守、不許寒微通姓名」(出典:搏桑名賢詩集(1704)補遺・漫興〈村上友仙〉)
    2. 「即はち寒微より起りて、許多(あまた)難事を忍びて」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉二)
    3. [その他の文献]〔晉書‐吾彦伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寒微」の読み・字形・画数・意味

【寒微】かんび

卑賤。

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