精選版 日本国語大辞典 「寒熱温涼」の意味・読み・例文・類語 かん‐ねつ‐おん‐りょう‥ヲンリャウ【寒熱温涼】 〘 名詞 〙 漢方医学で、薬剤の四種類の性質をいう。五行説による語で、平を加えて五性とすることもある。石膏・芒硝などは、その性寒であるとして寒薬、乾姜・附子は熱薬、川穹・人参は温薬、半夏・桃仁は冷薬、甘草は中立不偏のものとして平薬とされる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例