乾姜(読み)かんきょう

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「乾姜」の解説

かんきょう【乾姜】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。ショウガ科ショウガ根茎(こんけい)を湯通しするか、蒸してから乾燥したもの。芳香性の精油を含み、血液の循環促進、健胃解熱鎮痛などの作用がある。急性胃炎消化不良に効く黄連湯(おうれんとう)更年期障害貧血に効く柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)気管支炎気管支喘息(ぜんそく)に効く苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)などに含まれる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む