寒素(読み)かんそ

精選版 日本国語大辞典 「寒素」の意味・読み・例文・類語

かん‐そ【寒素】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 貧しく質素なこと。また、そのさま。飾りけのない貧しい様子。
    1. [初出の実例]「揚馬之輩。出寒素之門」(出典本朝文粋(1060頃)二・応補文章生并得業生復旧例事)
    2. [その他の文献]〔南斉書‐王僧虔伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寒素」の読み・字形・画数・意味

【寒素】かんそ

倹素。晋に士を挙げる科目とした。〔抱朴子、審挙〕時人の語に曰く、~白、濁れること泥の如し。高第良將、怯なることの如し。

字通「寒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android