山川 世界史小辞典 改訂新版 「寛容令〔ドイツ〕」の解説
寛容令〔ドイツ〕(かんようれい)
Toleranzpatent
国の宗教と異なる宗教や宗派の存在を認める法令。ドイツ関係では特にオーストリアのヨーゼフ2世が1781年10月に発布した寛容令が有名。カトリックのオーストリアで,ルター派,カルヴァン派およびギリシア正教会の住民に公民権上の同権と,一定の条件下での礼拝の自由を認めた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報