寝覚草(読み)ねざめぐさ

精選版 日本国語大辞典 「寝覚草」の意味・読み・例文・類語

ねざめ‐ぐさ【寝覚草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物まつ(松)」の異名
    1. [初出の実例]「豊喜合草 松〈天智天皇花尽異名〉〈略〉寝覚草 同〈同〉何をさて種となすらむね覚草こころの外にはも枝もなし」(出典:蔵玉集(室町))
  3. 植物「おぎ(荻)」の異名。
    1. [初出の実例]「露岩草 荻〈略〉〈家隆哥〉秋といへはいかなる夜半もねさめ草風や夢路の関と成らん」(出典:蔵玉集(室町))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む