寡欲(読み)カヨク

デジタル大辞泉 「寡欲」の意味・読み・例文・類語

か‐よく〔クワ‐〕【寡欲/寡×慾】

[名・形動]欲が少ないこと。また、そのさま。「―な(の)人」

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精選版 日本国語大辞典 「寡欲」の意味・読み・例文・類語

か‐よくクヮ‥【寡欲】

  1. 〘 名詞 〙 欲が少ないこと。欲ばりでないこと。
    1. [初出の実例]「長而無券内沮守之検、而老而無寡欲清退之戒」(出典:松山集(1365頃)復健侍者書)
    2. 「鯁直寡慾にして、万の事誠心をもてせり」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)後)
    3. [その他の文献]〔孟子‐尽心・下〕

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普及版 字通 「寡欲」の読み・字形・画数・意味

【寡欲】か(くわ)よく

欲が少ない。〔孟子、尽心下〕心をふは、寡欲より善きは(な)し。其の人と爲(な)りや寡欲ならば、存せざるりと雖も、寡なし。

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