寥亮(読み)りょうりょう

精選版 日本国語大辞典 「寥亮」の意味・読み・例文・類語

りょう‐りょうレウリャウ【寥亮・亮】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 声や音が澄みとおるさま。声高くほがらかにひびくさま。
    1. [初出の実例]「八音寥亮奏、百味馨香陳」(出典:懐風藻(751)侍宴〈刀利康嗣〉)
    2. [その他の文献]〔嵆康‐琴賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寥亮」の読み・字形・画数・意味

【寥亮】りようりよう(れうりやう)

すみ通る音のさま。晋・向秀思旧の賦の序〕人に笛を吹くり。發聲寥亮たり。曩昔(なうせき)宴の好を思し、に感じてず。

字通「寥」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android