寧静(読み)ネイセイ

デジタル大辞泉 「寧静」の意味・読み・例文・類語

ねい‐せい【寧静】

[名・形動]安らかで静かなこと。平穏無事なこと。また、そのさま。
海内―に帰せしかば」〈島田三郎・条約改正論〉

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精選版 日本国語大辞典 「寧静」の意味・読み・例文・類語

ねい‐せい【寧静】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) やすらかで落ち着いていること。平和で静かなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「卑賤にして寧静なる人は」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)
    2. 「海内寧静に帰せしかば」(出典:条約改正論(1889)〈島田三郎〉三)
    3. [その他の文献]〔易経疏‐繋辞上〕

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普及版 字通 「寧静」の読み・字形・画数・意味

【寧静】ねいせい

安らか。〔淮南子、主術訓〕人の居は、日の如きなり。~是の故に、澹(たんばく)(もの静か)に非ざれば、以てらかにすること無く、靜に非ざれば、以てきを致すこと無し。

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