




(こう)。宀は
。皿上に犠牲の心臓を載せ、之れを高く揚げている形。〔説文〕五上に「願ふ詞なり。
に從ひ、
(ねい)聲」とするが、もと
と同字であろう。〔説文〕はまた別に
・
(ねい)を出だし、
三下にも「願ふ
なり」とあって、祈願の意とする。
七下に「安らかなり」と訓するが、みな安寧を願い祈る字で、もと同字と考えられる。「むしろ」「なんぞ」は乃などと音が通じ、仮りて用いる用法である。
ムシロ・ヤスシ・イカムゾ・ネムコロ・シヅカニ・ツレツレ・ヨシ・スナハチ・オモフ・カツテ/丁
ネムコロ/無
ムシロ/
ヤスム・スルトコロ
声として濘を収め、また未収の字に獰がある。濘(ねい)は泥、獰(どう)は獰猛で、ともに別系の語と思われる。
nyeng、而nji
、乃(廼)n
は声近く、通用することがある。王引之の〔経伝釈詞〕に、
について「願ふ詞なり」のほか「なんぞ、あに、まさに、すなわち、語助」の例をあげる。他にも「それ、あるいは、ベし」などの用法がある。
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…中国,江蘇省の省都。簡称は寧(ねい)。〈南京(なんけい)〉とはもともと,北京(ほくけい),東京(とうけい)などと同じく,複数の都が置かれたときの相対的な位置を示すもので,歴史上では現在の南京市ばかりをいうのではない。…
※「寧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...