寺田正中(読み)テラダ マサナカ

20世紀日本人名事典 「寺田正中」の解説

寺田 正中
テラダ マサナカ

明治〜昭和期の細菌・ウイルス学者 東京慈恵会医科大学名誉教授。



生年
明治25(1892)年8月17日

没年
昭和51(1976)年12月31日

出生地
茨城県

学歴〔年〕
東京慈恵会医学専門学校〔大正4年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正12年〕

主な受賞名〔年〕
浅川賞〔大正11年〕「インフルエンザ菌研究

経歴
大正4年母校細菌学教室助手となり、伝染病研究所北里研究所に学び、11年ドイツ留学。14年東京慈恵医大教授、昭和27年同大学長、33年定年退職。この間日本細菌学会会長、日本学術会議会員、日本ウイルス学会会長も務めた。抗酸菌リケッチア抗生物質電子顕微鏡による応用研究などに傾注

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺田正中」の解説

寺田正中 てらだ-まさなか

1892-1976 明治-昭和時代の細菌・ウイルス学者。
明治25年8月17日生まれ。大正14年東京慈恵医大教授,昭和27年学長となる。インフルエンザ,抗生物質などの研究で知られ,日本細菌学会会長,日本ウイルス学会会長をつとめた。昭和51年12月31日死去。84歳。茨城県出身。東京慈恵会医院医専卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android