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寺町百庵 てらまち ひゃくあん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

寺町百庵 てらまち-ひゃくあん

1695-1782* 江戸時代中期の俳人,歌人。
元禄(げんろく)8年生まれ。幕府の坊主衆。俳諧(はいかい)を前田青峨に,歌を冷泉為久(れいぜい-ためひさ)らにまなぶ。幕府連歌衆をのぞんではたせず,以後俳諧にあそぶ。故実考証にも通じた。天明元年11月23日死去。87歳。本姓は越智。名は言満。通称は三知。別号に梅仁翁,新柳亭など。共編に「江戸今八百韻」,著作に「歌嚢井蛙談(うたぶくろせいあだん)」など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

寺町百庵

没年:天明1(1781)
生年:元禄8(1695)
江戸中期の俳人。本姓は越智氏。名は言満。ほかに己百庵,南無三坊などの諸号もある。江戸の人。父の代から幕府御坊主衆の一員で,表坊主を勤める。多才な人で,茶は石州流,和歌は冷泉家。連歌を能くし,俳諧は山口素堂の家系にあることより嗜む。若年より遊里に出入りし,紀国屋文左衛門の取巻連として嬌名を馳せた。考証家としても優れており,『歌嚢井蛙談』『燧袋花鶯談』などの著作もあった。<参考文献>中野三敏「寺町百庵の前半生」(『今井源衛教授退官記念・文学論叢』),同「寺町百庵の後半生」(『文学研究(九州大学)』1983年2月号)

(楠元六男)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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