コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

坊主衆 ぼうずしゅう

世界大百科事典 第2版の解説

ぼうずしゅう【坊主衆】

日本中・近世の僧侶の一身分。平安末期以降,本来寺院に属すべき僧侶の屋舎が,僧侶個人の私的所有物と化し,その屋舎を坊(房),坊の主を坊(房)主と呼ぶようになった。当初,坊主の称は,坊舎を持たぬ法師などと区別されて使われていたが,室町期以降,宗教施設の差異(寺院,道場)にかかわらず,一般僧侶をも指すようになった。同一坊舎内,あるいは他所に住する,坊主に従う人々を門徒という。坊主と門徒との関係は,法名下付を媒介にした,名付け親と養子・猶子との関係である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

坊主衆の関連キーワード加賀一向一揆寺町百庵幸田露伴成島錦江高畠藍泉

今日のキーワード

コペルニクス的転回

カントが自己の認識論上の立場を表わすのに用いた言葉。これまで,われわれの認識は対象に依拠すると考えられていたが,カントはこの考え方を逆転させて,対象の認識はわれわれの主観の構成によって初めて可能になる...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android