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桃林堂蝶麿 とうりんどう ちょうまろ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

桃林堂蝶麿 とうりんどう-ちょうまろ

?-? 江戸時代前期の浮世草子作者。
元禄(げんろく)8年(1695)から宝永2年(1705)にかけて,江戸で「好色赤烏帽子(あかえぼし)」など十数冊の好色本をのこす。松尾芭蕉(ばしょう)の門人の天野桃隣と同一人物とする説がある。別号に桃隣堂,桃の林,紫石。

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朝日日本歴史人物事典の解説

桃林堂蝶麿

生年:生没年不詳
江戸時代浮世草子作者。元禄(1688~1704)から宝永(1704~11)はじめにかけて,江戸で好色本を十数冊出版した。元禄8年刊の『好色赤烏帽子』では,主人公が他人の閨房を覗きまわるという趣向を用いているが,作品のなかには,春画まがいの挿絵をまじえるものもある。また,蕉門の俳人である天野桃隣と同一人とする説があるが,確証はない。

(樫澤葉子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

とうりんどうちょうまろ【桃林堂蝶麿】

江戸中期の浮世草子作者。桃の林,桃隣堂ともいう。芭蕉門の天野桃隣の筆名とする説とそれを否定する説がある。1695年(元禄8)ころより1705年(宝永2)にわたり,江戸で《好色赤烏帽子(あかえぼし)》(1695),《好色美人角力(ずもう)》(1696)など10余の浮世草子を発表。多くは筋を性交場面に導き,時に挿絵に春画を加える。上方の好色物流行の風を受け,菱川派の浮世絵師との提携の下に成った作であるが,秀作はない。

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