寺畑村(読み)てらはたむら

日本歴史地名大系 「寺畑村」の解説

寺畑村
てらはたむら

[現在地名]川西市寺畑一―二丁目・花屋敷はなやしき一―二丁目・南花屋敷みなみはなやしき一―四丁目・栄町さかえまち栄根さかね二丁目

栄根村の北西に位置する。古代寺院の栄根えいこん寺跡がある。慶長国絵図に「寺坂根村」とみえるのが当村で、里坂根村(栄根村持寺畑分)と一括されて高九九石余とある。元和三年(一六一七)の摂津一国御改帳では寺畑村とあり、同高。寛永三年(一六二六)免状(尾林家文書)に「小戸庄内寺畑村」とあり、年貢高三〇石余を納めている。


寺畑村
てらはたむら

[現在地名]谷和原村寺畑

杉下すぎした村の北、小貝こかい川と鬼怒きぬ川の間に位置し、東西に延びる村域をもつ。「寛文朱印留」によれば下総佐倉藩大給松平氏と下総関宿藩板倉氏の相給地であったが、「各村旧高簿」によれば明治元年(一八六八)には、旗本村上内記の知行地二四八・五五九五六石、村上友之助の知行地二四八・六三五五石、天領三・八一六石があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android