寺畔村(読み)てらなわてむら

日本歴史地名大系 「寺畔村」の解説

寺畔村
てらなわてむら

[現在地名]行橋市寺畔・西泉にしいずみ四丁目・同六―七丁目

福富ふくどみ村の西に位置し、いま川西岸の沖積平野に立地する。元和八年人畜改帳では御蔵納分の高二二石余、給人五人分の高五四〇石余の二筆に分けられ、家数四六・人数九〇(うち庄屋一・百姓九・名子等二〇)、牛一二・馬六。寛永九年(一六三二)の高五七五石余(「仲津郡寛永六年七年八年三ヶ年之御免帳」永青文庫)。宝永三年(一七〇六)の水帳では高四五六石余で、村高減少は高一一八石余を福富村に分割したためとみられる(嘉永五年仲津郡本田畑御勘定帳)郷村高帳では高四七九石余、うち新田高二二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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