20世紀日本人名事典 「寺野精一」の解説 寺野 精一テラノ セイイチ 明治・大正期の造船学者,航空学者 東京帝大教授;造船協会会長。 生年明治1年10月(1868年) 没年大正12(1923)年1月8日 出生地東京 学歴〔年〕帝大工科大学(現・東大工学部)造船学科〔明治23年〕卒 学位〔年〕工学博士〔明治34年〕 経歴明治25年帝大工科大学助教授となり、30年造船学研究のため英国に留学。32年帰国し東大教授に進み、のち初代工学部長、航空研究所初代所長として貢献した。また、造船協会、帝国海事協会船級部、日本鉄鋼協会の創設に参画。太平洋航路客船・天洋丸級の設計に携わる。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺野精一」の解説 寺野精一 てらの-せいいち 1868-1923 明治-大正時代の造船・航空工学者。明治元年11月生まれ。イギリスに留学後,東京帝大教授になり,のち工科大学長。付属航空研究所の設立につとめ所長をかねる。タービン船の研究で知られ,わが国の造船・航空学の発展に貢献した。大正12年1月8日死去。56歳。東京出身。帝国大学卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by