…47年対ウェンド人十字軍の教皇特使となり,またロタール3世からフリードリヒ1世までの神聖ローマ皇帝の外交使節を務め,3度もコンスタンティノープルを訪れ,ロンバルディア都市同盟とフリードリヒ1世とのコンスタンツの和議では皇帝側の代表となった。神学上の主著《対話編》3巻(1150)は1135(または1136)年のコンスタンティノープルでの論争や44年のトスカナでの論争を反映し,東西教会の対立点を浮彫にしている。【今野 国雄】。…
… グレゴリウスはアンブロシウス,ヒッポのアウグスティヌス,ヒエロニムスとともに西方における四大ラテン教会博士の一人に数えられ,著述活動も歴代教皇中抜群のものである。コンスタンティノープル滞在中に執筆された《道徳論》は教会の道徳的な教えに関する実践的な知恵の書であり,591年ころ作成された《牧会規定書》は司牧神学の便覧として珍重され,594年ころ書かれた《対話編》も中世では広く愛読された。とくにヌルシアのベネディクトゥスの事跡を扱った第2編は有名である。…
※「対話編」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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