専修坊(読み)せんじゆぼう

日本歴史地名大系 「専修坊」の解説

専修坊
せんじゆぼう

[現在地名]高浜市高取町 大西田

稗田ひえだ川の北、集落の西に位置する。真宗大谷派、高取山と号す。本尊阿弥陀如来。上宮じようぐう(岡崎市)のもと末寺で真宗浜三ヵ寺の一。寺伝によると、星川常覚入道一一世の孫星川九曜太郎光信開基という。光信は初め三井みい寺の開山智証の弟子となり、智叡と称したが、貞観一〇年(八六八)この地に一寺を開いた。開基のとき三井寺から聖徳太子自作の画像を授けられ、古取山聖徳院千寿せんじゆ寺と称したという。天台宗の寺であったが、一五世願祐は親鸞の教えを受けて真宗に改宗、一向院千寿寺と称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 門弟 三河

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む