精選版 日本国語大辞典 「将棋倒」の意味・読み・例文・類語 しょうぎ‐だおしシャウギだふし【将棋倒】 〘 名詞 〙① 将棋の駒や積木の板などを少しずつ間隔をおいて、一線になるように立て並べ、一端を軽くおし倒して、次々と端まで倒す遊び。[初出の実例]「将碁倒(シャウギタヲシ)をする如く〈略〉圧(おし)に討たれて死ににけり」(出典:太平記(14C後)七)② 次々と倒れることや折り重なって倒れること、また、一端のくずれが全体におよぶことなどのたとえ。[初出の実例]「入まわって、しゃうぎだおしに、おに共を、たおして入る」(出典:天理本狂言・首引(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例