精選版 日本国語大辞典 「尊答」の意味・読み・例文・類語 そん‐とう‥タフ【尊答】 〘 名詞 〙① 書簡の宛名に添えて書く語。相手を敬って、返事を差し上げるの意を表わす。[初出の実例]「返状のわき付にはうやまひたる方へは、尊報とも、貴報とも、尊答(ソンタウ)とも、貴答とも書べし」(出典:男重宝記(元祿六年)(1693)四)② 他人を敬って、その返答をいう語。貴答。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「為レ指御事無二御座一候得共、右尊答迄、如レ斯御座候」(出典:黒住教教書(1909‐20)文集) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例