現代では普通ブンシュウとよみ、「白氏文集」に限りモンジュウとよび習わすが、古くにモンジュウ(モンジフ)とよんだ確例はない。
「運歩色葉集」に「文集(ブンジウ) 七十二巻」とあり、「ぶんじゅう」の読みがあったことが知られるが、漢字表記のみの例は従来の読みならわし「もんじゅう」に従ってこの項に収めた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
… 白居易は生前から社会の上層下層を問わず多数の読者をもった詩人で,彼の名声は朝鮮,さらに日本にまで伝えられた。作品集を《白氏文集(はくしもんじゆう)》というが,《枕草子》に〈文は文集,文選,はかせの申文(もうしぶみ)〉とあるように,単に〈文集〉といえば《白氏文集》を指すほど,平安朝の人々に愛読された。《白氏文集》は前後集に分かれ,前集の《白氏長慶集》は,824年(長慶4)に元稹が編纂し,50巻より成る。…
…中国,中唐の文学者白居易の詩文集。前集50巻,後集25巻,すべて75巻から成る。…
※「文集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加