尊覚入道親王(読み)そんかくにゅうどうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尊覚入道親王」の解説

尊覚入道親王 そんかくにゅうどうしんのう

1608-1661 江戸時代前期,後陽成天皇の第10皇子。
慶長13年2月22日生まれ。17年興福寺一乗院にはいり,19年親王となる。元和(げんな)4年得度し,興福寺と清水寺別当をつとめた。寛文元年7月26日死去。54歳。俗名は庶愛(もろちか)。幼称は十宮。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android