小カフカス山脈(読み)しょうカフカスさんみゃく(その他表記)khrebet Malyi Kavkaz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小カフカス山脈」の意味・わかりやすい解説

小カフカス山脈
しょうカフカスさんみゃく
khrebet Malyi Kavkaz

カフカス地方南部にある山脈ジョージアグルジア),アルメニアアゼルバイジャンの3国にまたがって,北西-南東方向に延び,南はアルメニア南部からトルコ,イランにかけて広がるアルメニア高原に続く。北の大カフカス山脈とはコルヒダ低地とクラ川流域の低地によってへだてられているが,中央部で両低地の分水嶺となっているリフスキー (スラムスキー) 山脈によって結ばれている。西部は著しく褶曲され,火山活動の影響を受けている。東部のギャムイシ山 (3724m) で最高点に達する。斜面はヒツジ放牧や,茶,果樹などの栽培に利用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む