小下り(読み)こさがり

日本歴史地名大系 「小下り」の解説

小下り
こさがり

[現在地名]津南町芦ヶ崎 小下里

あしさき村の枝村。本村の西、信濃川沿いにあり、善光寺道が通る。北の対岸外丸とまる田中たなか正保国絵図に高四七石余とみえる。延宝七年(一六七九)の内検地帳(大口茂太氏蔵)があり、村高は四五石八斗余。天和三年(一六八三)の検地帳(同氏蔵)では田五町一反余・畑一町八反余。屋敷持は九人。切替畑はたて四十かり・田麦田などに二町。青苧畑は孕石・神明木・早苅などに三反余。元禄五年(一六九二)の芦ケ崎村明細帳(同氏蔵)では家数は本百姓八・組頭一、男四五・女三四、馬九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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