小中津川村(読み)こなかつかわむら

日本歴史地名大系 「小中津川村」の解説

小中津川村
こなかつかわむら

[現在地名]昭和村小中津川

佐倉さぐら村の北西にあり、北西五町に下中津川しもなかつかわ村がある。野尻のじり川の氾濫原に位置し、支流折橋おりはし川の南岸、田島たじま街道に沿う街村。小名上田うえだ・折橋は小野川おのがわ村への道沿いに位置する。当村と隣村下中津川村は川口かわぐち(現金山町)の山内俊甫の支配地で、野尻の山内実良領と接する最前線基地で、やなさわに館を築き柳沢主計を置いたという(昭和村の歴史)。「会津鑑」は館の大きさ東西二八間・南北三〇間で本名掃部介の居宅跡と述べる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む