小佐治もち(読み)こさじもち

事典 日本の地域ブランド・名産品 「小佐治もち」の解説

小佐治もち[米麦]
こさじもち

近畿地方、滋賀県の地域ブランド。
主に甲賀市小佐治地区で生産されている。京都の歌舞伎座鏡餅原料もち米が使われたり、戦後宮中毎年このもち米からつくったもちが献上された。かつて琵琶湖湖底であったため、この地域の水田は強い粘土質で、この土壌により良質のもち米がつくられる。小佐治のもち米でつくられたもちは、絹の織物のようにきめ細かいのが特徴で、粘り気と歯ごたえがある。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android