日本歴史地名大系 「小坂井町」の解説 小坂井町こざかいちよう 愛知県:宝飯郡小坂井町面積:九・八七平方キロ標高七八九・二メートルの本宮(ほんぐう)山の東南方に広く開ける豊川の河岸段丘東南端に位置し、その段丘下に続く沖積地帯を併せて町域とする。北から東は豊川市に接し、東から南にかけて豊川放水路をもって豊橋市と境する。西は御津(みと)町に接し、南は豊橋市の梅藪(うめやぶ)町・前芝(まえしば)町の地先に三河湾が広がる。町域には、五社稲荷(ごしやいなり)貝塚・樫王(かしおう)第一貝塚・欠山(かけやま)貝塚・稲荷山(いなりやま)貝塚などの貝塚遺跡が多い。「和名抄」刊本所載の宝飯郡度津(わたむつ)郷と篠束(しのつか)郷の一部が町域に比定されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by