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外海 そとめ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

外海
そとめ

長崎県南部,長崎市北西部の旧町域。西彼杵半島西岸にある。 1955年神浦村と黒崎村が合体して外海村となり,1960年町制。 2005年長崎市に編入。畑作および一本釣り刺網漁業が主。北西方の池島には 1951年に開発された海底炭田 (→池島炭鉱 ) があったが,2001年 11月に操業停止。

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デジタル大辞泉の解説

がい‐かい〔グワイ‐〕【外海】

周囲を陸地などに囲まれていない海。また、陸地から遠く離れた海。そとうみ。「外海に出る」⇔内海(ないかい)
海外の地。外国。

げ‐かい【外海】

仏語。須弥山(しゅみせん)を巡る九山八海のうち、外側の第八山と第九山(鉄囲山)との間にある塩水の海。

そと‐うみ【外海】

湾や入り江ではなく、陸地の外側に広がる海。また、陸地から遠く離れた海。外洋。がいかい。⇔内海(うちうみ)

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大辞林 第三版の解説

がいかい【外海】

陸地に囲まれていない海。そとうみ。 ↔ 内海
陸地から遠く離れた海。

げかい【外海】

〘仏〙 須弥山しゆみせんを囲む七金山しちこんせんの外にあって外辺を鉄囲山てつちせんで囲まれた海。中に四洲がある。鹹海かんかい。 → 須弥山

そとうみ【外海】

(内海・湾などに対して)陸地から遠く離れた広い海。外洋。 ↔ 内海うちうみ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

外海
そとめ

長崎県南部、西彼杵(にしそのぎ)郡にあった旧町名(外海町(ちょう))。現在は長崎市北西部の一地域。旧外海町は1955年(昭和30)神浦(こうのうら)、黒崎(くろさき)の2村が合併、外海村となり、1960年町制施行。2005年(平成17)長崎市に編入。旧町域は、西彼杵半島の西岸に位置し、池島(いけしま)などの島嶼(とうしょ)を含む。角力灘(すもうなだ)を臨む海岸沿いに国道202号が走る。16世紀末からキリシタンの本拠地で、出津(しつ)、黒崎地区はほとんど全戸カトリックである。明治初年、ド・ロ神父Marc Marie de Rotz(1840―1914)によって布教救済事業が行われ、大平(おおだいら)には開墾地、出津には出津教会や養老院など、神父ゆかりの施設があり、一帯は出津文化村となっている。旧出津救助院は、ド・ロ神父が村人たちを救うため、私財を投じて設立した明治初期の授産・福祉施設で、のちに修道院となった。現在は、授産場、マカロニ工場、イワシ網工場(現、ド・ロ神父記念館)の3棟の建物が残り、国の重要文化財に指定されている。隠れキリシタンの資料などを展示する外海歴史民俗資料館などがある。また、外海は遠藤周作(えんどうしゅうさく)の小説『沈黙』の舞台となった土地としても知られ、2000年に遠藤周作文学館が開館した。大野教会、黒崎教会は文化財としても貴重な建物。海岸には標高180メートルに及ぶ海食崖(がい)の大城(おおじょう)・小城(こじょう)や仁崎(にざき)の景勝地があり、東部の山地には第二次世界大戦後の開拓地があり、ミカン園化が進められている。西方海上の海底炭田の島、池島の炭鉱は2001年に閉山。現在、池島炭鉱跡は体験型の観光地となっている。[石井泰義]
『『外海町誌』(1974・外海町)』

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