貝塚遺跡(読み)かいづかいせき

日本歴史地名大系 「貝塚遺跡」の解説

貝塚遺跡
かいづかいせき

[現在地名]加治川村貝塚

願文がんもん山西方の独立丘陵上に位置する。旧紫雲寺しうんじ潟の湖岸に面し、縄文時代中期前葉の淡水産シジミ貝塚が形成されている。遺跡の中心は丘陵上の平坦な畑地であるが、貝塚は丘陵斜面下に埋没している。昭和初期に清野謙次が発掘調査し、人骨も検出されている。土器は中期前葉のものが主体で、半截竹管による半隆起線で文様を施し、口縁部や頸部に蓮華文を施した甕形土器に特色がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む